パソコンを自作したい人は多いのではないだろうか。今回は低予算で組むことができ、大体のゲームができることをテーマにしたパソコンを作るために必要なものについて書く。
僕自身、パソコンを自分で組み立てた。そのパソコンは不満なく今でも使えている。今回はついでに私のパソコンのスペックも紹介していく。しかし、自分で作るためにはパソコンについて勉強する熱意が必要であるため、PCを手に入れたいだけならBTOを使ったほうがいい。
必要なパーツ
最低限必要なパーツは以下のようになる。PC本体だけでなく、ディスプレイやマウス、キーボードも必要になるのでそれも含めて解説する。
- CPU:PCの頭脳であり、中央演算などの処理を行う。
- CPUクーラー:CPUを冷却する。
- GPU:ゲームや動画編集などに必要なパーツ
- メモリ:一時的にデータを保存する。
- マザーボード:基盤となる。それぞれのパーツを接続し、通信を担う。
- 電源ユニット:パーツに電源を供給する。
- M.2 SSD:データの記憶を行う。HDDより早い。
- PCケース:パーツを収めるためのケース。
- Windows 11: OSの一種。要はパソコンを使いやすくするもの。
- ディスプレイ:映像を映すもの。
- マウス
- キーボード
以上が最低限必要なパーツである。
ほかにもいろいろなPCパーツはあるが、今回は安く作ることに重点を置いているので必要と感じたときに自分で調べて買い足すのがよいと思う。
僕のパソコン
僕が自作したパソコンについて書く。僕自身、お金がないためできるだけコストが低いパソコンが欲しいと思い、自作に至った。少し古いが僕の自作パソコンのパーツはこのようになった。
- CPU: Intel Core i5 13400F BOX \20,000
- CPUクーラー: DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1 \2,900
- GPU: Palit Microsystems GeForce RTX 4060 \44,000
- メモリ:ADATA LEGEND 800 ALEG-800-1000GCS-DP \8,000
- マザーボード:ASRock B760M Pro RS/D4 \16,000
- 電源ユニット:MSI MAG A650BNL \7,000
- M.2 SSD: crucial CP2K16G4DFRA32A \8,000
- PCケース:DEEPCOOL CC560 V2 R-CC560-BKGAA4-G-2 \7,000
- Windows 11: Windows 11 Home \15,000
- ディスプレイ:HP OMEN by HP 24 165Hz フルHD \19,000
- マウス: ロジクール G304 LIGHTSPEED \5,000
- キーボード: ロジクール G413 TKL SE \10,000
合計金額: \161,900
僕のパソコンは大体16.2万円で作ることができた。※価格はあくまでも参考なので気を付けてほしい。
おすすめパーツ構成
- CPU: Intel Core i5 14400F BOX \20,000
- CPUクーラー: DEEPCOOL AK400 R-AK400-BKNNMN-G-1 \2,900
- GPU: 参考価格 \ Palit Microsystems GeForce RTX 4060 \42,000
- メモリ: 参考価格 W4U2666CS-16G [DDR4 PC4-21300 16GB 2枚組] \6,000
- マザーボード: 参考価格 MSI PRO H610M-S DDR4 \7,000
- 電源ユニット: 参考価格 COUGAR ATLAS 650 CGR BA-650 \6,800
- M.2 SSD: 参考価格 AGI AGI1T0GIMAI298 \7,000
- PCケース: 参考価格 ZALMAN T8 \3,200
- Windows 11: Windows 11 Home \15,000
- ディスプレイ: HCK KOORUI 24E3 [24インチ] \1,500
- マウス:MSI VERSA 300 WIRELESS \3,600
- キーボード:HyperX Alloy Core RGB 4P4F5AJ#ABJ \5,000
合計金額: \120,000
なんと約12万円で十分にクリエイティブなことができる理想のパソコンが手に入る。興味がある人はぜひ組み立ててほしい。
自作するときに注意するべき点
パソコンを自作するときに注意すべきことはいくつかある。
まず一つ目が大きさの規格である。ATXやMicro ATX、 Mini ITXなどの種類が存在する。マザーボードの規格とケースの規格が同じであるかどうかを確認する必要がある。
二つ目に、CPUのソケットである。CPUはソケットというものがある(いわば、接続部分)。その形はCPU によって様々である。CPUのソケットの規格とマザーボードの規格が同じであるかどうかも確認しなければならない。
まとめ
自作PCは最初のハードルがとても高い。しかし、低コストで組み立てることができ、PCに対する愛着が沸いたり、知識が増えたりといったメリットもある。
自作PCを作ろうか迷っている人は挑戦してみるべきだと思う。ぜひ私のパソコンやおすすめ構成も参考にしてほしい。
コメント